空き家を探そうとしたとき、「空き家バンク」を目にする方も多いでしょう。
では空き家バンクとは、どのようなものなのでしょうか?
この記事では空き家バンクとはどのようなものなのか、制度の仕組みや補助金の内容とともにご紹介します。
空き家をお持ちの方はぜひご覧ください。
不動産における空き家バンクの制度の仕組みとは?
不動産用語の1つ、空き家バンクとは、空き家を売りたい、または貸したい方が登録する自治体のサービスです。
空き家を買いたい、借りたい方が申し込みをおこなうと、自治体が売り手(貸し手)と買い手(借り手)の仲介をおこなってくれます。
日本では高齢化などにより、年々空き家の数が増え続け、深刻な社会問題となっていますよね。
最近は古民家カフェなど、収益化を目的とした活用方法もあり、空き家を有効的に活かす取り組みがおこなわれています。
空き家を活かせれば、地域の活性化にもつながるでしょう。
しかし積極的な空き家利用が推奨されている反面、田舎や奥地にある空き家は存在自体が知られていません。
活用しようにも情報が少なく、活かすことが難しいのです。
そこで登場したのが空き家バンクで、これまで知られることのなかった田舎や奥地にある空き家の情報を共有できるようになりました。
また空き家バンクを通して購入すると、不動産会社に支払う手数料がかからないので、お得に家を購入できるメリットがあります。
移住する方が増え、地域の活性化や人口の減少を抑えられるかもしれません。
空き家バンクを通した不動産所有には補助金制度が!
空き家バンクを利用して不動産を購入したり借りたりすると、補助金などの支援制度が適用されます。
自治体によってサービス内容は異なりますが、物件の修繕費といった嬉しい補助金制度を受けられるでしょう。
では自治体でおこなっている補助金制度の例を見ていきます。
千葉県南房総市
修繕後に10年間空き家バンクに登録した空き家で、移住者に賃貸として貸し出した場合、上限は200万円で3分の2以内の補助金が支給されます。
沖縄県石垣市
石垣市の空き家バンクに登録されている物件で、3年間活用をすることを条件に、上限50万円、改修費用010%の補助金が支給されます。
移住者を募っている場所のため、条件が合えばお得に家を手に入れられます。
是非ご確認下さい|宇治・城陽・京都 の 不動産買取実績